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M3ミッション搭載

パワーも速度も上がり耐久性に不安があるマルニ純正ゲトラグ5速に別れを告
げ、E30 M3 ('87)のクロスミッションを搭載しました。

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ヤフオクにて入手した実走7万キロの極上ミッションです。この程度の良さな
ら当分OHしなくて大丈夫。ランニングコストも抑えることが出来そうです。

ミッションを降ろして姿が露になったOS技研製の「スーパーシングル」クラ
ッチ。もともとM3用を使用していた為、そのまま使用します。(レリーズベ
アリングがマルニと違うのでM3用レリーズベアリングを入手)

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容量が増えてかなり大柄になったM3ミッションを搭載するためにザックリと
フロアトンネルを切除します。

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新たに鉄板でフロアトンネルを製作。

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M3ミッションマウントが流用出来なかった為、ワンオフ製作されたミッショ
ンマウント。

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シフトレバーがハンドル真下にくるように製作してもらいました。がっちりボ
ディと一体化されたフロアトンネル。フロアトンネル後端が丸くなる形状は製
作者の拘りです。かっこいいです。

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違和感なく搭載されたM3ミッション。シフトリンケージとシフトプラットフ
ォームは私の希望する位置にシフトレバーが来るように短縮加工されていま
す。
プロペラシャフトはM3用をそのまま使用します。新たにセンターベアリング
支持部をボディに溶接しただけです。M3のペラシャフトはデフ取り付け部分
のサイズがマルニと共通(というかほとんどのBMWと共通)。全長は何と調
整式になっています。全長調節式なので流用し易いですね。BMW社内には流
用マニアが存在するのでしょうか?モータースポーツでホイールベース変更の
為?

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美しく塗装されたフロア。

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狙い通りハンドル真下に来たシフトレバー。クイックシフトは全長とストロー
ク調整式の台湾製の製品です。CNC切削で製作されていて仕上げは素晴らし
いです。シフトロッドにはニードルベアリングが挿入されています。

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拡大されたフロアトンネルによりアクセルペダルの取り付けが出来なくなって
しまいました。

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バラしてエイヤッと曲げてグリスアップと塗装を施し、組み付けてアクセルペ
ダルのスペースを確保。

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無事、アクセルペダル装着。

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M3は速度計は車速パルスで動いてます。マルニと違い機械式スピードメータ
ーケーブルが無いのでデジタルスピードメーターを装着しました。バイク用で
オド、トリップ計測可能で実用的です。余談ですが、時計も付いてます。

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心配だった重量増も車体中心の下側の為か乗った感じでは重量増に伴うデメリ
ットは感じませんでした。ワンオフ製作や加工が多いので結構大変だったとの
ことです。






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